実用新案のメリット
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実用新案登録のメリットについて、特許と比較しながら解説いたします。
特許の場合
特許権は、実用新案権に比べて権利期間も長く、その効力も強いです。しかし出願から長期間の審査を要するため、権利取得までの期間が長いというデメリットがあります。また特許の場合、高度性を要求されますので、権利取得が難しいという点も挙げられます。
実用新案登録の場合
一方の実用新案権は、その権利の効力は弱いものの、およそ4ヶ月~7ヶ月程度で権利が付与されるという利点があります。また出願料や登録料が特許に比べて安いというメリットがあります。ライフサイクルの短い製品についての考案や小発明について早期に権利化を望みたいとお考えであれば実用新案登録出願を行うとよいでしょう。
※ 実用新案権の権利行使については条件がございます。 詳しくは こちら をご覧ください。